30周年記念
名探偵コナン展に
行ってきました!!
~後編~

今年で連載30周年を迎えた名探偵コナン。

私が生まれる前から様々な人に愛されてきたこの作品の30周年を祝えると聞いて居ても立っても居られなくなった私はこの展覧会に足を踏み入れたのです。

そこで出会ったのは物語の根幹を担う愛、ミステリー、そして名言の数々。

そちらに関しては前編をご覧ください。

では続きをお楽しみください。

※ネタバレを含みます。苦手な方はここでブラウザバック等よろしくお願いします。

ミステリーは彼らがいなきゃ始まらない!!

続いて見えてくるのは犯人たちのブース。

それぞれにそれぞれの理由を持って犯罪に至ってしまう彼ら。その一人一人の心情は語られずとも、その顔を見れば事件の惨状が、それを鮮やかに解決していくコナン達の姿が瞼に浮かんでくる方も多いはず。

そんな彼らの顔写真で壁は埋め尽くされていました。

犯人大集合

犯人大集合なんてユーモラスなネーミングにはちょっとクスッとさせられますね。

そしてなぜこれが事件になっていないのかわからない事件(?)の証拠品も展示されていました。

なんとなんと、この名探偵コナンという作品、その30年間で登場した麻酔針の本数は驚異の88本にも上るそうです!!

これはもはや事件ですよね…。笑笑

そしてその被害者ダントツの一位は小五郎のおっちゃん。

これまでに55本もの麻酔針を撃たれているとのこと。

これはつまり、作中での経過時間を10か月ちょっとにした場合、週に一度以上のペースで撃ち込まれていることになります。

おっちゃんの首が心配になる事実ですね…。

そしてこの部屋中央にあるのは今度こそ本物の凶器つまり実際に人を死に至らしめてきた物品の数々です。

この中に幸いにも麻酔針が含まれていないのはひとえにおっちゃんの麻酔耐性のおかげでしょう。

名探偵コナンで使用された凶器の数々

凶器としての使い方を容易に想像できる銃からいったいどうやってそれを凶器として用いるか想像すらできない下着のワイヤーまで、種々の凶器たちが展示されていました。

新一の最初の事件をはじめ、押さえるとこ押さえてるこの展示にはこだわりを感じずにはいられませんね。

ちなみにこの展示ブースでは月影島で起きたあの事件についてまとめられたコーナーもあったのですが、それゆえにこの部屋の中ではあのピアノソナタがずっと流れ続けていました。

ここにもやはりこだわりを感じました。

そして名探偵コナンを読む人すべての脳裏に焼き付いているあの人にもあってきました。

先生曰く、30年間書いてきた中でも一番怖いホラー会といっても過言ではないとのこと。

確かに初めて読んだ私の心にもしっかり焼き付いて離れなかったのを今でもよく覚えています。

第五章:Conan‘s Justice

このブースで描かれていたのは名探偵コナンの登場人物の中で紡がれる思いとそれが受け継がれていく過程です。

友情や家族愛、仲間との信頼関係、様々な関係性の中で受け継がれていく意思たちはそれぞれがそれぞれの意味を持っていて感動を呼びます。

人とのつながりとそれによって生まれる感情受け継がれていく重いというものの美しさをとても上手に描いた作品であることを改めて実感させられる展示でしたね…。

ぜひ皆さんには自分の目で見てその世界を、感動を感じてほしいものです。

第六章:Conan‘s Magic

怪盗KID

そしてこちらも人気キャラクター、今年の映画でも登場した怪盗キッドを主題としたブースがありました。

そして先生のインタビューによると怪盗キッドは先生のあこがれを詰め込んだものだとか…。

かっこいいですもんねぇ…。

そして先生曰く、アルセーヌ・ルパンにもあこがれを抱いていたとのこと。

中学時代アルセーヌ・ルパンとシャーロックホームズを読み比べ、ルパンのほうが好きだった自分と重ね合わせてしまい、うれしさが抑えられなかったですね。

 

そう!!

それよりなにより!!

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星みちしるべ」で明らかになった!!

彼です、お父さん、盗一!!黒羽盗一!!

あのシーン、最高に鳥肌の立った方も多いのではないでしょうか?

彼もこの展示ブースにいました!!

黒羽盗一

いやはや彼には魅力が多すぎて語りつくせませんが、何より、”生きている”!!

この事実が最も我々も興奮させたんじゃないでしょうか?

なんにしろとりあえずかっこよすぎます!!

大好き!!

っと、少し取り乱してしまいましたがまとめです。

まとめ

名探偵コナン 30周年記念展に行って感じたことは何よりも素晴らしい作品であるということです。

失礼ながら言わせていただくと、子供向けのアニメだと少し離れてしまっていた時期もありました。

しかし、大人になってみるとわかるようになる感情の機微、それすらも美しくそれでいてわかりやすく表現されているこんな作品は他にないと改めて感じさせられました。

この機会、皆さんも展覧会に行って再認識してみるのはいかがでしょうか?

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